
目次
40代からのプレ更年期、ピルを続ける?やめる?ホルモン治療の考え方
40代に入ってから、
- 生理痛が前よりつらくなった
- 月経量が増えた
- PMSやイライラが強くなった
- ピルをこのまま続けてよいのかわからない
- まだ避妊は必要だけれど、更年期のような症状もある
- 寝汗、ほてり、不眠、疲れやすさが気になる
このようなお悩みで受診される方が増えています。
40代は、まだ月経がある一方で、女性ホルモンのゆらぎが始まりやすい時期です。
そのため、単に「ピルを続けるか、やめるか」だけではなく、生理痛、過多月経、PMS、避妊、血栓症リスク、更年期症状をまとめて整理することが大切です。
こすぎレディースクリニックでは、武蔵小杉・川崎エリアで、40代の生理痛、過多月経、PMS、ピル継続、ミニピル、更年期症状のご相談を行っています。
40代で生理がつらくなったとき、まず確認したいこと
40代で生理痛や月経量が変わってきた場合、ホルモンのゆらぎだけが原因とは限りません。
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、貧血などが関係していることもあります。
また、今までと違う不正出血や月経量の増加がある場合には、子宮や卵巣の状態を確認することも大切です。
- 年齢のせいだから仕方ない
- もう40代だから、治療しても意味がない
- まだ閉経していないから更年期ではない
と自己判断せず、まずは婦人科で現在の状態を整理しましょう。
当院では、症状に応じて、問診、血圧測定、内診、経腟超音波検査、貧血の確認、子宮頸がん検診などを組み合わせながら、治療方針を考えていきます。
40代の治療は「ピルを続けるか、やめるか」だけではありません
40代の月経トラブルでは、次のようなお悩みが重なりやすくなります。
- 生理痛を軽くしたい
- 月経量を減らしたい
- PMSを改善したい
- 避妊も続けたい
- 血栓症のリスクが心配
- 更年期症状も出てきた
- 肌や髪、体型の変化も気になる
この時期の治療は、単純に「ピルを続ける」「ピルをやめる」という二択ではありません。
- 低用量ピル、ピル継続を考える
- ミニピル、スリンダ錠を考える
- ミレーナなど子宮内システムを検討する
- 更年期症状、HRT、漢方について相談する
- まず生活習慣や検査から整える
年齢だけではなく、月経の状態、避妊の必要性、喫煙、片頭痛、血圧、体重、血栓症の既往、更年期症状の有無を確認しながら、一人ひとりに合った方法を選ぶことが大切です。
低用量ピルを40代で続けてもよい?
低用量ピルは、避妊だけでなく、月経痛、過多月経、PMS、月経不順などの治療目的で使用されることがあります。
ただし、エストロゲンを含む製剤では、年齢、喫煙、高血圧、肥満、片頭痛、血栓症の既往などを確認する必要があります。
40代以降では、これまで低用量ピルを問題なく使えていた方でも、今後も同じ治療を続けるのがよいのか、別の選択肢へ移行するべきかを考える時期に入ってきます。
当院では、以下のような点を確認しながら、ピルを継続するか、別の選択肢へ変更するかを一緒に考えます。
- 現在の症状
- 避妊の必要性
- 血圧
- 喫煙歴
- 片頭痛の有無
- 血栓症リスク
- 月経量や貧血の有無
- 更年期症状の有無
ミニピルという選択肢
40代で避妊が必要な方、またはエストロゲンを含むピルが使いにくい方にとって、選択肢のひとつになるのがミニピル、スリンダ錠です。
ミニピルは、黄体ホルモンのみを含むピルです。
エストロゲンを含まないため、従来の低用量ピルが使いにくい方にとって相談しやすい選択肢になることがあります。
ただし、ミニピルにも注意点があります。
飲み忘れがあると避妊効果に影響することがあるため、毎日同じ時間に服用することが大切です。
また、経口避妊薬は性感染症を防ぐものではありません。性感染症の予防にはコンドームの使用が重要です。
月経痛や過多月経がつらい方へ
40代で生理痛や月経量が強くなっている場合には、まず原因を確認することが大切です。
月経困難症に対しては、低用量ピル、黄体ホルモン製剤、ディナゲスト/ジエノゲスト、ミレーナ、漢方薬など、いくつかの選択肢があります。
さらに、低用量ピルの成分に、天然型エストロゲン(E4/エステトロール)を使用した「アリッサ錠」が発売されました。より血栓のリスクを軽減されるのではと注目されています。
つまり、40代の方では、何を主目的にするかによって、選ぶ治療が変わります。
- 避妊を主目的にするのか
- 月経痛を主目的にするのか
- 過多月経を主目的にするのか
- 更年期症状のケアを主目的にするのか
「ピル」とひとことで言っても、目的や成分、使い方はさまざまです。
自己判断で中止したり、以前と同じ薬をそのまま続けたりするのではなく、今の体に合っているかを見直すことが大切です。
更年期症状がある場合はどう考える?
40代では、まだ月経があるにもかかわらず、次のような症状が出ることがあります。
- ほてり
- 寝汗
- 眠りが浅い
- 疲れやすい
- 気分の波がある
- 集中力が落ちた
- 肌や髪の変化が気になる
「まだ生理があるから更年期ではない」と思われる方もいますが、閉経前からホルモンのゆらぎによる不調を感じることはあります。
更年期症状、HRT、漢方については、症状の程度、月経の状態、避妊の必要性、既往歴などを確認しながら、治療の選択肢を考えます。
ただし、更年期ホルモン療法は避妊目的の治療ではありません。
妊娠の可能性が残っている時期には、避妊の必要性も含めて治療を考える必要があります。
40代の方に多いご相談
当院では、40代の方から次のようなご相談をよくいただきます。
- ピルをいつまで続けてよいですか?
- 40代でピルを飲み始めることはできますか?
- 血栓症が心配です
- ミニピルと低用量ピルの違いを知りたいです
- 避妊も必要ですが、更年期症状もあります
- 生理痛が強くなり、仕事に支障があります
- 月経量が増えて貧血が心配です
- PMSなのか、更年期なのかわかりません
- ミレーナも選択肢になりますか?
- ホルモン治療が怖いので、漢方から始めたいです
このような場合、最初から治療法を決めて受診する必要はありません。
今の症状を整理し、検査が必要か、薬を使うべきか、ピルを継続するか、ミニピルやミレーナ、更年期治療を考えるかを一緒に確認していきます。
こすぎレディースクリニックでできる40代のホルモン見直し相談
こすぎレディースクリニックでは、40代の月経・避妊・更年期症状をまとめてご相談いただけます。
当院でご相談いただける内容は以下です。
- 生理痛、過多月経、PMS
- 低用量ピル、ピル継続
- ミニピル、スリンダ錠
- ミレーナ相談
- 更年期症状、HRT、漢方
- 貧血や月経量の確認
- 子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などの確認
- 肌、髪、疲れやすさなど40代以降の変化
40代の不調は、婦人科、美容、疲労感、髪の変化が重なって現れることもあります。
当院では、産婦人科、美容皮膚科、点滴療法などを扱っており、女性のライフステージに合わせた診療を行っています。
武蔵小杉駅から徒歩2分、平日は19時まで、土日は10時から14時まで診療しています。
仕事やご家庭で忙しい40代の方もご相談いただきやすい診療体制です。
このような方はご相談ください
- 40代になって生理痛が強くなった
- 月経量が増えた
- レバー状のかたまりが出る
- 貧血が心配
- PMSやイライラが強くなった
- ピルを続けるか迷っている
- 40代で避妊方法を見直したい
- ミニピルについて知りたい
- ほてり、寝汗、不眠がある
- 更年期なのかPMSなのかわからない
- ホルモン治療が自分に合うか相談したい
- 婦人科と美容の悩みをまとめて相談したい
「婦人科に行くほどではないかも」と思っている段階でも、症状が続いている場合は一度ご相談ください。
治療選択の目安
生理痛・過多月経が中心の方
月経困難症、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、貧血などを確認したうえで、低用量ピル、月経困難症治療薬、黄体ホルモン製剤、ミレーナ、漢方薬などを検討します。
避妊が中心の方
年齢、喫煙、血圧、片頭痛、血栓症リスクを確認しながら、低用量ピル、ミニピル、ミレーナなどを検討します。
ピルを続けるか迷っている方
現在のピルが合っているか、40代以降も継続できるか、血圧や喫煙歴、片頭痛、血栓症リスク、更年期症状の有無を確認します。
更年期症状が中心の方
ほてり、寝汗、不眠、気分の波、疲れやすさなどを確認し、HRT、漢方、生活習慣の見直し、必要に応じた他の治療を検討します。
何が原因かわからない方
40代の不調は、月経、避妊、更年期、貧血、睡眠、ストレスなどが重なることもあります。
まずは症状を整理し、必要な検査と治療の優先順位を一緒に考えます。
よくある質問
Q1. 40代で生理痛が強くなりました。年齢のせいですか?
年齢やホルモンの変化が関係することもありますが、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、貧血などが隠れていることもあります。
以前より生理痛が強い、月経量が増えた、不正出血がある場合は、一度婦人科で確認しましょう。
Q2. 40代でもピルを続けられますか?
続けられる方もいますが、全員に同じようにすすめられるわけではありません。
年齢、喫煙、血圧、片頭痛、血栓症リスク、月経の状態、更年期症状の有無を確認して判断します。
Q3. ピルをやめるタイミングはいつですか?
年齢だけで一律に決めるものではありません。
避妊の必要性、月経の有無、症状、血栓症リスク、更年期症状などを確認しながら、継続するか、ミニピルやミレーナ、更年期治療などへ切り替えるかを検討します。
Q4. ミニピルはどんな人に向いていますか?
避妊が必要で、エストロゲンを含むピルが使いにくい方にとって、選択肢になることがあります。
ただし、既往歴や併用薬、飲み忘れリスクなどを確認する必要があります。
Q5. まだ生理がありますが、更年期治療は相談できますか?
はい。閉経前でも、ほてり、寝汗、不眠、気分の波、疲れやすさなどがある場合はご相談いただけます。
ただし、妊娠の可能性がある時期には、避妊の必要性も一緒に考える必要があります。
Q6. PMSなのか更年期なのかわかりません。
40代では、PMSと更年期症状が重なって見えることがあります。
月経周期との関係、症状の出るタイミング、睡眠、気分、月経量、避妊の必要性などを確認して整理します。
Q7. ホルモン治療が怖いです。薬以外の方法もありますか?
症状によっては、漢方、生活習慣の見直し、プラセンタ、栄養状態の確認などから始めることもあります。
ただし、月経痛や過多月経が強い場合、貧血がある場合、日常生活に支障がある場合は、ホルモン治療が選択肢になることもあります。
Q8. どの予約項目を選べばよいですか?
生理痛、過多月経、PMS、ピル、避妊、更年期症状など、どれを選べばよいかわからない場合は、まず婦人科のご相談としてご予約ください。
診察時に、症状や目的に合わせて治療方針を一緒に整理します。
40代の生理痛・ピル・更年期症状は、自己判断で中止せずご相談ください
40代は、月経がまだある一方で、ホルモンのゆらぎが始まりやすい時期です。
- 生理痛を軽くしたい
- 月経量を減らしたい
- 避妊を続けたい
- ピルを見直したい
- 更年期症状も相談したい
このようなお悩みは、ひとつずつ別々に考えるより、まとめて整理した方が治療方針を立てやすくなります。
こすぎレディースクリニックでは、武蔵小杉・川崎エリアで、40代の月経トラブル、ピル継続、ミニピル、ミレーナ、更年期治療、漢方治療などをご相談いただけます。
「まだ我慢できるから」「更年期と言ってよいかわからないから」「ピルの相談なのか、更年期の相談なのかわからないから」と迷っている方も、お気軽にご相談ください。
※本コラムは、海外の医療情報・学会情報を参考に、日本の承認制度・診療実態を踏まえて記載した記事です。実際の治療選択は、年齢、既往歴、喫煙歴、血栓症リスク、症状の内容などを考慮して個別に判断いたします。
参考ポッドキャスト(2026年4月18日配信)
ヘザー・ハーシュ(Heather Hirsch, MD, MS, MSCP)博士は、更年期障害、女性医学を専門とするアメリカの医師。
こすぎレディースクリニック
川崎市中原区・武蔵小杉の産婦人科・美容皮膚科
武蔵小杉駅より徒歩2分
平日19時まで、土日診療あり
40代の生理痛、過多月経、PMS、ピル相談、ミニピル相談、更年期相談は、こすぎレディースクリニックへご相談ください。
院長 椎名 邦彦
2026年4月26日更新
(治療選択目安など追記)
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