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【川崎市|2026年7月開始】
大人の麻しん(はしか)
抗体検査・MRワクチン費用助成
感染力が”最強クラス”の、はしかが全国で流行中。
ワクチンを受けられない0歳のお子さんを守るのは、ご両親の免疫です。
2026年7月 スタート
2026年に入り、麻しん(はしか)の報告数が全国で急増しています。
神奈川県も報告数の多い地域のひとつ。
川崎市は2026年7月から「麻しん対策事業」を開始し、 0歳のお子さんがいるご両親を対象に、抗体検査またはMRワクチン接種の費用を助成することになりました。
はしかがどんな病気か、そして川崎市の制度をどう使えばよいかを、産婦人科の視点でやさしく解説します。
麻しん(はしか)ってどんな病気?
麻しんは麻しんウイルスによる全身の感染症です。
最大の特徴は、なんといっても感染力が現存する感染症の中で最強クラスだということ。
免疫を持っていない人がウイルスに触れると、90%以上(ほぼ全員)が発症します。
手洗い・マスクだけでは防げません
はしかは「空気感染・飛沫感染・接触感染」のすべての経路でうつり、同じ空間にいるだけで感染することがあります。
しかも発疹が出る1日前から人にうつす力があり、気づかないうちに周囲へ広げてしまうのがやっかいな点。
有効な予防法は、事実上ワクチン接種だけです。
どれくらいうつりやすい?(1人の患者が広げる人数の目安)
※ 免疫のない集団での目安。はしかはインフルエンザの数倍うつりやすいとされています。
症状の経過
なぜ今、ご家族の検査・ワクチンが大切なの?
2026年の流行は、前年の同時期と比べて数倍のペースで報告が増えています。
かつては「子どもの病気」というイメージでしたが、 近年は患者の多くが大人(20代以上)。通勤・通学など、人と接する機会の多い世代で広がっているのが特徴です。
そして最も守りたいのが0歳の赤ちゃん。
はしかの定期予防接種は1歳からのため、 0歳児はまだワクチンを受けられず、無防備な状態です。
だからこそ、 赤ちゃんの周りにいるご両親や同居のご家族がしっかり免疫を持っておくことが、 赤ちゃんを”感染の輪”から守るいちばんの近道になります。
流行に備えて、パパ・ママも一緒に確認を
麻しんの流行に伴い、大切なお子さんはもちろん、妊婦さんを支えるご主人も、この機会にご自身の免疫を確かめておきましょう。
母子健康手帳で「MR(麻しん風しん)ワクチンを2回受けているか」をチェックするのが第一歩です。
川崎市 麻しん対策事業(2026年7月開始)
0歳のお子さんがいるご両親を対象に、川崎市が費用を助成する新しい制度です。内容は次のとおりです。
※ すでにはしかにかかったことがある方、過去にこの事業を利用した方、抗体が十分と分かっている方は対象外です。
ご利用前に知っておきたいポイント
- 助成は「抗体検査」または「ワクチン接種」のいずれか一方・1回のみです。
- 抗体検査を受けて免疫が不十分だった場合、その後のワクチン接種は助成の対象外(全額自己負担)になります。
- 妊娠中の方はMRワクチンを接種できません。また女性は接種後2か月間の避妊が必要です。
ご自身の接種歴が分かるもの(母子手帳等・写真やコピーも可)
川崎市民と分かるもの(マイナンバーカード等)
0歳のお子さんがいない方へ ― 従来の「風しん対策事業」も無料
「まだ赤ちゃんは生まれていないけれど、妊娠中の妻がいる」「これから妊娠を考えている」
―― そんな0歳児がいない方も、あきらめる必要はありません。
川崎市には従来から続く「風しん対策事業」があり、対象の方は風しん抗体検査を無料で受けられます。
妊娠を希望する女性/そのパートナー/妊婦さんのパートナー(ご主人)
※ 「麻しん対策事業」と「風しん対策事業」は別の制度で、対象者や条件が異なります。ご自身がどちらに当てはまるか分からない場合も、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
まずは「免疫があるか」を確かめることから
はしかは、正しく備えれば防げる感染症です。こすぎレディースクリニックでは、川崎市の麻しん対策事業・風しん対策事業に関するご相談を承っています。ご予約・ご不明な点は、LINEから簡単にどうぞ。



