つらい生理痛を我慢しないで|仕事や学校に影響する月経困難症のご相談|こすぎレディースクリニック|川崎・武蔵小杉|美容皮膚科・産婦人科

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医療コラム

つらい生理痛を我慢しないで|仕事や学校に影響する月経困難症のご相談|こすぎレディースクリニック|川崎・武蔵小杉|美容皮膚科・産婦人科

「つらい生理痛」は我慢しない時代へ

2026年5月、札幌で開催された第78回日本産科婦人科学会学術講演会に参加してきました。

今回の学会で改めて感じたのは、女性の体調不良を「いつものこと」「仕方がないこと」として我慢する時代ではなくなってきている、ということです。

生理痛、PMS、更年期症状、子宮内膜症、不妊治療、産後や更年期の尿もれ。これらは命に直結する病気ではないと思われがちですが、実際には、日常生活、学校、仕事、運動、気持ちの安定に大きく影響します。

特に、毎月の生理痛がつらい方、痛み止めを飲んでも効きにくい方、学校や仕事を休むほどの痛みがある方は、「体質だから」と我慢せず、一度婦人科で相談していただきたいと思います。

強い生理痛の裏に、子宮内膜症が隠れていることがあります

学会で特に印象に残ったのは、若い世代の月経困難症についての講演でした。

月経困難症とは、生理の時に強い下腹部痛、腰痛、吐き気、頭痛、だるさなどが起こり、日常生活に支障が出る状態です。いわゆる「生理痛がとてもつらい状態」と考えていただくと分かりやすいと思います。

10代の方でも、生理痛が強い場合、その背景に子宮内膜症が隠れていることがあります。

子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にあるような組織が、卵巣や骨盤内などにできてしまい、炎症や痛みを起こす病気です。生理痛だけでなく、慢性的な下腹部痛、排便時痛、性交痛、不妊の原因になることもあります。

「若いから大丈夫」「生理痛はみんなあるもの」「痛み止めで何とかなるなら様子を見よう」と思ってしまいがちですが、強い生理痛を放置すると、将来の妊娠に関わることもあります。

10代・学生さんも、安心してご相談ください

10代の方や学生さんの場合、「婦人科に行くのは恥ずかしい」「何をされるのか不安」「親にどう話せばよいか分からない」と感じる方も多いと思います。

こすぎレディースクリニックでは、10代の方の生理痛、月経不順、PMS、月経困難症のご相談もお受けしています。お母様と一緒に来院していただくことも可能です。

また、当院には女医も複数在籍しており、思春期の女性や若い患者さんにも相談しやすい体制づくりを心がけています。

「このくらいで受診してよいのかな」と迷う必要はありません。毎月の生理がつらい、学校生活に影響している、部活や試験の時期に困っている、という場合は、早めにご相談ください。

生理痛の治療は、将来の体を守ることにもつながります

生理痛や子宮内膜症の治療には、いくつかの選択肢があります。

代表的なものに、ジエノゲスト/ディナゲスト(黄体ホルモン製剤)やLEP製剤 (低用量ピル) があります。

ジエノゲストは、黄体ホルモンという女性ホルモンに近い働きをするお薬です。子宮内膜症や月経困難症の治療薬として使われます。子宮内膜症の活動を抑え、生理痛や慢性的な骨盤痛を軽くする目的で使用します。

LEP製剤とは、月経困難症の治療に使う低用量ピルのことです。一般的には「低用量ピル」と呼ばれることもありますが、避妊目的で使われる自費の低用量ピル(OC)とは異なり、生理痛を軽くする、生理の量を減らす、生理周期を整える、子宮内膜症の悪化や再発を防ぐ、といった治療目的で保険適応として扱われます。

大切なのは、「痛い時だけ我慢して痛み止めを飲む」のではなく、必要に応じて継続的に管理することです。

子宮内膜症は、治療を中止すると再発することがあります。将来妊娠を希望する方にとっても、妊娠を考える時期までどのように病気をコントロールするかが大切です。

低用量ピルも、患者さんに合わせて選ぶ時代へ

今回の学会では、E4/DRSPという新しいタイプのLEP製剤についての講演もありました。製品名では、アリッサ配合錠として使われています。

これまでのLEP製剤も、生理痛や子宮内膜症の治療に広く使われてきました。ただし最近は、「どの低用量ピルでも同じ」ではなく、その方の体質や生活に合わせて選ぶことが大切になってきています。

たとえば、年齢、体重、片頭痛の有無、むくみやすさ、ニキビ、吐き気、乳房の張り、不正出血、血栓症のリスク、将来の妊娠希望などを考えながら、治療薬を選択します。

E4/DRSPのE4は、エステトロールという天然型のエストロゲンです。従来の低用量ピルに含まれるエストロゲンとは少し特徴が異なり、体への影響について研究が進められています。

DRSPは、ドロスピレノンという黄体ホルモンです。むくみ、乳房の張り、ニキビ、体重増加感などが気になる方にとって、選択肢の一つになることがあります。

もちろん、どのお薬にも良い点と注意点があります。すべての方に同じ薬が合うわけではありません。月経痛の程度、PMSの有無、子宮内膜症の有無、片頭痛、血栓症リスク、妊娠希望の時期などを確認しながら、一緒に治療を選んでいくことが大切です。

「自然な治療がよい」「副作用が心配」という方へ

外来では、低用量ピルに対して不安を持たれる方も少なくありません。

  • ホルモン剤は少し怖い
  • できるだけ自然なものがよい
  • 以前の低用量ピルで吐き気があった
  • むくみや乳房の張りがつらかった
  • 年齢的に血栓症が心配

このような不安がある方も、遠慮なくご相談ください。お薬の特徴、メリット、注意点を説明したうえで、患者さんに合った治療を一緒に考えていきます。

女性の不調をタブーにしないために

今回の学会で、私が最も強く感じたのは、女性特有の不調を「言いにくいこと」「我慢すること」にしない文化が大切だということです。

もう、つらい生理を我慢する時代ではありません。つらい生理は、治療できることがあります。

治療によって毎月の痛みが軽くなれば、学校や仕事に集中しやすくなります。運動や外出もしやすくなります。気持ちにも余裕が生まれます。

体調が悪いまま頑張り続けるよりも、きちんと相談し、必要な治療を受けることのほうが、その方らしい生活につながると考えています。

尿もれの治療にも、新しい選択肢が出てきています

学会場では、産後や更年期以降の尿もれに対する治療機器も紹介されていました。

尿もれは、「出産後だから仕方ない」「年齢のせい」と思われがちですが、生活の質に関わる症状です。当院でも、産後の尿もれや更年期世代の尿失禁に対する新しい選択肢として、治療機器の導入を検討しています。

こすぎレディースクリニックで相談できること

こすぎレディースクリニックでは、以下のようなご相談をお受けしています。

  • 生理痛がつらい
  • 痛み止めが効きにくい
  • 学校や仕事を休むほど月経痛が強い
  • 生理の量が多い
  • PMSや気分の落ち込みがつらい
  • 子宮内膜症が心配
  • 低用量ピルやジエノゲストについて相談したい
  • 10代の娘の生理痛について相談したい
  • 産後や更年期の尿もれが気になる

10代の方、学生さん、お母様と一緒の来院も可能です。女医も複数在籍しておりますので、初めての婦人科受診が不安な方もご相談ください。

「このくらいで受診してよいのかな」と迷う必要はありません。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 


生理痛や月経困難症は、「いつものこと」と思って我慢されがちな症状ですが、治療によって日常生活が楽になることがあります。

こすぎレディースクリニックでは、月経困難症、子宮内膜症、PMS、低用量ピル・LEP治療、ジエノゲスト治療などについて、患者さん一人ひとりの年齢、症状、生活背景、将来の妊娠希望に合わせて治療を提案しています。

10代・20代の方の生理痛や月経トラブル、お母様とのご相談、女医による診療をご希望の方もご相談いただけます。

武蔵小杉周辺で、生理痛、月経困難症、子宮内膜症、PMS、低用量ピルについて相談したい方は、お気軽にこすぎレディースクリニックへご相談ください。

ご予約はLINE予約よりお願いいたします。

 

こすぎレディースクリニック
院長 椎名 邦彦

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