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不妊症
お一人おひとりにあわせた治療をご提案します。
妊娠を考えはじめたばかりの方にお奨めの妊活プログラム(卵巣年齢検査など各種検査・栄養療法・オゾン療法)もご準備しておりますので、お気軽にご相談ください。
当院では、タイミング療法および人工授精に特化した一般不妊治療に力を入れております。下記のように、一般不妊治療でご妊娠に至る患者さまも多くおいでになります。
当院では、検査後、タイミング療法を 3〜6周期、不妊期間・年齢因子・性液検査結果などを踏まえ治療期間をご相談しながら行います。次段階となる人工授精についても、同様に各因子を踏まえ治療期間をご相談しながら行います。また必要に応じて、高度不妊治療(体外受精)をご希望の方へ連携施設のご紹介を行っております。スムーズな連携を目指しておりますのでご安心ください。
土日診療、完全予約制の体制をとっており、お仕事をされる女性にとっても通院しやすい施設です。妊娠された後も、セミオープンシステムの利用や里帰り出産をお考えの方は、32週まで妊婦健診で当院へ通院いただくことも可能です。不妊治療から妊婦健診まで対応する数少ない医療施設となります。
※1 Steiner AZ. Jukic AM: Impact of female age and null gravidity on fecundity in an ol reproductive age cohort. Fertil Steril 2016: 105 : 1584-8.
※2 Evers JL: Female subfertility. Lancet 2002: 360 : 151-9.
※3 米田佳孝、櫛野鈴奈、池田千秋ほか:当院における子宮内精子注入法(人工授精)1816周の臨床的分析、第141回日本生殖医学会関東支部会、2010
検査終了後、お一人おひとりにあわせた治療をご提案します。
排卵や着床の過程で重要となるホルモンを検査します。
FSHとLH、プロラクチンは月経期に、エストロゲンは月経後の卵胞期に検査を行います。
排卵や着床の過程で重要となるホルモンを検査します。
プロゲステロンは、排卵後の黄体中期に検査を行います。
排卵前の卵胞計測や、子宮内膜厚の測定、卵巣のう腫、子宮筋腫などを確認します。
超音波検査下で、卵管の通過性や子宮腔の状態を調べる検査。月経後の卵胞期に検査を行います。
不妊症の原因の約40%は女性側、約30%は男性側、約25%は両方にあるとも言われ、男性にも不妊原因があるケースは、約5割近くを占めており、決して少なくありません。精子の数や運動率などを詳細に解析します。
いわゆる”卵巣年齢検査”と呼ばれる検査です。AMH値は年齢とともに低下することから、卵巣年齢と言われる卵巣の予備機能を、血液検査によって調べます。
甲状腺ホルモンの機能を検査します(TSH、FT4、FT3、マイクロゾームテスト)。甲状腺ホルモンは、活性化しすぎても低下しすぎても、受胎能力に影響し不妊の原因となります。
妊娠を考えたタイミングでお奨めしたい検査です。妊娠した場合に母子に影響を与える可能性のある感染症を検査します。(HBs抗原、HCV抗体、梅毒、HIV、クラミジアトラコマティスIgG抗体、風疹ウィルス抗体、トキソプラズマ抗体)
子宮頸管から分泌される粘液で、精子を子宮内へ導く働きがあります。排卵期に分泌の状態を検査します。
排卵日の前日または当日に性交をしていただき、子宮頸管内への精子の進入度を検査します。性交後12時間以内に検査します。
CA125は、子宮内膜症、卵巣のう腫、卵巣がんなどで高い値を示します。採血で、子宮内膜症の可能性などを検査します。
抗リン脂質抗体検査、抗核抗体検査、抗精子抗体検査、甲状腺機能検査、凝固検査。
また、着床過程全般にわたり、内分泌異常、子宮内膜の状態を再度検査します。
検査後、お一人おひとりにあわせた治療をご提案します。
妊娠を考えはじめたばかりの方にお奨めの妊活プログラム(ブライダル検査、卵巣年齢検査など各種検査・栄養療法・オゾン療法)もご準備しております。お気軽にご相談ください。
超音波卵胞計測、血液ホルモン、尿検査によって、排卵時期を的確に見極め、性交のタイミングをアドバイスします。必要に応じて、排卵誘発や黄体補充療法を行い、妊娠しやすい環境をつくります。
タイミング療法を数周期行っても妊娠に至らない場合や、精子に何らかの異常がある場合、性交が困難な場合に、人工授精を検討します。洗浄濃縮精子を子宮内に直接注入し、卵子と精子が出会える確率を高めます。
黄体機能が低下している場合、黄体補充療法(内服、注射)を実施し、着床率を高めます。
人工授精を数回行っても妊娠に至らない場合、体外受精をご希望される場合、提携施設をご紹介させていただきます。院長は、大学病院時代より長年体外受精治療に携わっており、的確な判断をいたします。提携施設とも密接に連携いたしますので、ご安心ください。
一般的に流産率は15%と言われており、年齢が上がるに伴いその率は上がっていきます。35歳では約20%、40歳では約40%、42歳ではおよそ半分の方が流産に至ってしまうという現実があります。
3回以上流産を繰り返す方は、妊娠初期の方の約0.8%と言われており、3回以上流産を繰り返すことを一般に『習慣流産(※)』と呼びます。この場合、母体の体質異常を疑い各種検査を行います。(※習慣流産は医学用語です。厚労省の提言によると、不育症とは2回以上の流産・死産の既往がある場合となっておりますが、厳密には不育症は医学用語ではありません。)
不育症の原因としては、甲状腺の病気や糖尿病などの内分泌の異常、膠原病のように血液が固まりやすくなる血液凝固の障害、抗リン脂質抗体症候群など免疫の異常、子宮筋腫などの子宮そのものに見られる異常などがあげられます。
原因を特定できれば、それに対して治療を行います。
例えば、血液凝固異常の状態になっている女性に対しては、抗凝固剤である小児用バファリンなどを定期的に飲んでいただくことにより、妊娠初期を問題なく過ごすことができ、生児を得ることができたという例も多くあります。
一方で、不育症の約7割は原因不明と言われています。
これらのケースは、染色体異常と推測されるものの、検査による特定ができないため、原因不明と言われている次第です。
以下をご覧ください。着床に至る前の段階まででも、単純計算で、卵子の三分の二は何らかの染色体異常を持つということになるわけです。私たちが、この世に生を受けることができたのは奇跡であり、命の尊さを改めて知る瞬間です。
ようやく妊娠に至ったのに、流産を繰り返すのは、本当につらいことです。
妊娠初期の方で2回流産を繰り返す方は、約4%と言われています。(一般に反復流産と呼ばれます。)しかし、2回流産を経ても次回の妊娠で健康児を出産される方は約8-9割、3回の流産を経ても次回健康児を出産される方も約5-6割いらっしゃると言われています。
心のケアを含めて、ご一緒に向き合っていけましたらと思います。
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